0SIMが遅い
2016年後半あたりから、0SIMを使ってのLTE通信の速度が体感できるほど遅くなりました。
下記の画像は平日昼間(13時くらい)にスピードテストを実施した結果です。
※スピードテストアプリ(8MBくらい)をGoogle Playからダウンロードしようとすると、ダウンロード完了に30分ほど時間がかかりそうな酷い状況であったため断念し、測定サイトでスピード計測しています。
まさかアプリのダウンロードもままならないとは・・・実用的な速度が全く出ず、困りました。
13時スピードテスト結果
平日の昼間にスピードの計測をしてみました。
場所は都内、山の手線を少し外れた地域です。
平均データ転送速度が535.96kbpsと、1Mbpsも出ていませんね。
これはかなり通信速度としては遅い値。
通信があるアプリもレスポンスが悪いわけです。
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同じ日の17時くらいに測定した結果はこちらです。
昼間の時間帯と比べだいぶマシになっていますが、それでも平均データ転送速度は1.73Mbpsほどと遅い通信速度となっています。
17時スピードテスト結果
オフィス街ではないので、昼休みに付近の0SIMユーザーがたまたま大量に電波を使って通信をしていたとは思えないので、もっと大元の部分が混んでいるのでしょうかね?
0SIMの回線事業者がドコモと契約している契約回線帯域自体とても細そうです。
あまりに0SIMが遅いためか通信が必要なゲームがブチブチ切断され、遊べないレベルの状況まで悪化しさすがに辟易しています。
何度もタイムアウトで強制ログオフされてしまいました。
また乗換案内のアプリを使って移動経路を調べようとすると、インターネットに接続されていない旨が表示され、使い物になりません。
ちなみにアンテナは4本立っており、アンテナの状況と遅い通信速度は無関係な感じでした。
地図アプリはスマートフォン内にデータをすべてダウンロードして表示させるタイプのものを使っているので通信状況に依存しませんが、 グーグルマップなどを使っている人は地図が表示されずブチ切れていそう・・・
0SIMではメールが届かない
メールアプリを起動して手動で受信フォルダを確認する作業をすればメール受信はできます。
ただプッシュ通知によるリアルタイム受信や、一定時間ごとに受信する機能(フェッチ)が全く動かないため、メール確認はほぼ手作業で行う必要があります。
おそらくこれも回線が細すぎるのが原因でしょうね。
自宅に帰り、WIFI圏内に入るとすぐさまメールが届くことにもう慣れました。
メールを頻繁に使う人にはなかなか致命的だと思います。
0SIMユーザー数増加が原因?
nuroモバイル(0SIM運営)では2016年12月以降、新規申し込みを月7777人にまで制限をかけていますが、2017年1月30日現在で残り652と、1ヶ月で7000人ほど増えている事になります。
サービス開始1年たっても月7000人も利用ユーザーが増えているとは、中々順調のようですね。
使う側にしてみたら月額無料というのはやはり大きなメリットです。
月499MBまでしか使わない目処が立っている場合、初期手数料を払ってでも乗り換える価値は十分にあると思っている人が多そうです。
やはりスマートフォンの通信維持費0円というのは、とても魅力が大きい。
ただ現状、昼間に限って言うとかなりの通信速度低下に見舞われるため、ユーザー評価が落ちたら増加の伸びは鈍りそう。
0SIMのサービスが破綻しない程度に設備増強してくれると、ユーザー側としては助かりますが、課金が発生することになる、月に500MB以上のデータ送信するユーザーがどれくらいいるのでしょう?
利益が出るほど0SIM事業は儲かっているのかな。
0SIMが遅いのはユーザー側では対策をしようがないため、ストレスをためたくなければもう少し評判のいいMVNO業者をメインにして、0SIMを予備SIM的な扱いとして使うのが一番良いのかもしれません。
NTTコミュニケーションズ 2013-08-29
「追記」IP電話(FUSION IP-Phone SMART)も不調
FUSION IP-Phone SMARTを利用するため、音質がいいと評判が良かったアプリ「CSipSimple」を使っていましたが、0SIMだと度々認証エラーとなり待受が出来ません。
※OCNモバイルを使っていたときはそんな事態は発生せず。
自宅WIFI環境に戻ると普通に認証できるので、0SIMが悪いんでしょうね。
仕方がないのでアプリを色々変えて試したところ、公式アプリのSMARTalkを設定して接続と待ち受けまで漕ぎつけました。
色々とトラブルを抱えそうなので、詳しくない人には全くオススメできない格安SIMになってしまったようですね・・・
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